今回はこういった疑問にお答えします。
目次
そんな私は娘が1歳の時に副業ブログを始め、3人年子の育児+平日は保育士のパートをしながら、SNSとブログで家族の生活費をまかなっているワーママです。
保険料や税金のことを考えて、3年前に1人会社=マイクロ法人を合同会社で立ち上げましたが、このたび廃業することにしました。
ブログや副業でうまくいって会社立ち上げを検討している方はぜひ最後までみてみてください。
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【マイクロ法人廃業】1人で合同会社を解散した流れと必要書類まとめ
私が合同会社を解散するにあたり、出した書類の流れは以下の通りです。
①解散日翌日に出した書類
解散日を9月30日とすると、法務局に解散手続きの書類を出せるのは解散日翌日の10月1日以降になります。
私が解散日翌日に提出した書類は
・法務局:合同会社解散及び清算人選任登記申請書(添付3枚)、印鑑届出書、印鑑証明書
・年金機構:資格喪失届、保険証を郵送
・税務署:異動届出書、給与支払事務所等開設・移転・廃止届出書
(法定調査書、支払い報告書も可能)
法務局提出書類
法務局に提出する書類は法務局のHPからダウンロードできます。
先に提出するのはこの「3-7」の書類です。
総社員の同意書、清算人選定の書面、就任承諾書も添付する必要がありますが、3-7の書類の中に雛形があったので、私はそれを使いました。
印鑑届書は自分の印鑑証明も必要なので、一緒に提出するようにしましょう。
年金機構
こちらも年金機構のHPからダウンロードできるので、その会社の社会保険に入ってる方はまずは、解散した5日以内に「資格喪失届」を提出しましょう。
税務署
私は期末で解散にしたので、税務署に確定申告をしにいくついでに、解散書類も提出しました。(こちらも国税庁のHPにあります)
・異動届出書…異動事項に「解散」、移動年月日に解散日を記入、所轄税務署名を記入で完了
・給与支払事務所等ぼ開設・移転・廃止届出書…「廃止」に丸をして、解散日を記入で完了
確定申告のやり方は例年通りでいいとのことだったので、決算書をもって、一緒に確定申告の書類を記入しました。
本来であれば1月に出す法定調査書、支払い報告書もこの時出せるそうなので、さくっと終わらせたい方は持っていきましょう。
官報広告
これは提出書類ではなく、ネットで申請できるものです。
私もよくわからなかったのですが、会社を解散した時にはこの官報広告というものをしないといけないそうで…。
言われた通りに入力したらいけました!
②10日〜1ヶ月前後(登記謄本が完成)
10日ほど(混み合っていれば1ヶ月ぐらい)して問題なければ、解散登記の記載のある法人登記謄本をとることができます。
その謄本をとれたら、コピーを3枚しておきましょう。
・年金機構:謄本のコピー、全喪届を郵送
・県税事事務所:謄本のコピー、法人異動届を郵送
・市役所:法人等の異動届出書、コピー
県税事務所
法人異動届(県庁HPからダウンロード可能)と謄本のコピーを提出します。
これも郵送OKだったので、「解散」の欄の清算人の名前と住所、解散年月日のみを記入して送りました。
年金機構
謄本のコピーと一緒に今度は「全喪届」を記入し、郵送します。
市役所
法人等の異動届出書を提出しましょう。
こちらも市のHPにあるので確認してみてください。
③清算終了後
解散手続きをしたら、その会社の清算手続きを行います。
私は1人会社で特に負債も支払いもなかったので、あってないようなものでしたが、会社の財産をスッキリさせる手続きです。
この精算が終了して、ようやく会社廃業の終わりが見えてきます。
・県税事事務所:法人異動届を郵送、登記事項証明書(閉鎖事項全部証明書)
・税務署:清算結了の決算報告書、決算書類提出
・法務局:合同会社清算結了登記申請書(添付1枚)
・市役所:書類、登記事項証明書(閉鎖事項全部証明書)
県税事務所
法人異動届(前回提出したのと同じ書式)の「清算結了」に日付を記入して郵送しました。
この時、この清算期間においても均等割の法人税がかかるようで、私は清算期間の利益0円だったので、その旨を県税事務所に連絡しました。
税務署
私は確定申告をしたときに、税務署から清算結了の申告書をもらい、書き方を教えてもらい、提出しました。
法務局
こちらは法務局HPからダウンロードできる「3-8」の書類です。
このとき、清算結了承認書も添付するのをお忘れなく。
以上で、私のマイクロ法人の廃業手続きは完了しました!!
約2ヶ月かかりましたが、無事に終えてほっとしてます。。
【廃業した理由】マイクロ法人を作った理由と解散した本当の原因
私がマイクロ法人(1人会社)を立ち上げたのは3年前。
マイクロ法人を作った理由
パートに転職するにあたって、私の選択肢は2つでした。
「国民健康保険」に加入するか、パートでしっかり働いて「社会保険」に加入させてもらうか…。
ただ、シミュレーションしてみたところ、当時はブログ収入がそこそこあったので、国民健康保険は高くて、かといって、パートでがむしゃらに働くのもなぁ…と思ってたところに、両学長のYouTubeを旦那さんから教えてもらいました。
この動画をみて、マイクロ法人を作ることが私にとってメリットがあることを知り、即決断!
自分で会社を作ることがめちゃくちゃ不安でしたが、今は便利なもので、会社立ち上げを1人で簡単にできるようになっており、私は弥生会計のかんたん会社設立で、会社を立ち上げました。
流れにそって、入力して、書類を持っていくだけだったので、ズボラな私でも会社設立は無事におわり、社会保険加入も完了!
これが私がマイクロ法人を立ち上げた理由です。
マイクロ法人を3年間運営してきた本音
色々試行錯誤しながら、調べながら、なんとか3年間運営してきましたが、結果としては「大変だったけどやってよかった」が本音です。
私が実際に運営してみて感じたマイクロ法人のメリットは以下の4つです。
社会保険が最適化できた
1人で運営することができるちょうどいいサイズの会社だった
就労証明書を自分で発行できる(すぐ提出できる)
法人の手続き関係のことを知ることができた
今までよく分かってなかった税金や保険のことも自分が代表社員になって、手続きすることで理解が深まったので、ここはすごく勉強になりました。
一方で、デメリット…というよりは大変だったと感じたことはたった1つ!
毎年のいろんな手続きがめんどくさい
これにつきます。
確定申告、法定調査書やらなんやらの提出、所得税の支払いなどなど、やることが多くて頭が混乱。
私は確定申告も全て1人でやっていたので、より辛かったのかもしれません。
マイクロ法人は1人でできるのが私にとってはメリットだったので、税理士さんに頼まずに頑張りましたが、次やるなら頼みたい…!(多分もう作りませんが)
マイクロ法人を廃業する決断をした理由
私がマイクロ法人を廃業にする決断をした理由は大きくわけると2つです。
1.ブログ収入が不安定になってきたため
2.10月からパート時間を増やすことにしたため
まず、ここ数ヶ月、ブログ収益の幅がすさまじく、いい月は収入があるけど、ない月はとことん下がる、みたいな現象が続きました。。
対策はせねばと試行錯誤していますが、やはりブログは時間がかかるもの。
そのため、10月からパート先の働く時間を増やすことにしました。
今までは時短でゆるっと働いていたのですが、子ども達も大きくなり、働ける時間が増えたので、園長と相談して勤務時間を変更することに。
廃業するにあたって、めちゃくちゃ悩みましたが、決断した今、いろんな手続きから解放されるかと思うと気持ちがスッキリしたというところもあり、廃業してよかったなと今のところは素直にそう思っています。
これからまたブログ収益が戻ってきても、パート先の人手不足もあるので、しばらくは働き続ける予定なので後悔はないです!
【結論】マイクロ法人は大変だけど後悔なし
今回、色々とマイクロ法人のことについて語ってきましたが、結論としては、マイクロ法人を作ったことも、廃業を決めたことも全く後悔していません。
作ってよかったなと思ってますし、廃業したこともこれはこれでよかったなと心から思っています(笑)
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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